結婚式場を決めるまで
結婚式まじ大変でした。
以下はあくまで新婦側から見た結婚式場を決めるまでです。
ゼクシィを積ん読して半年したある日、雑誌の天には埃が積もっていた。
相手のご両親のお家へお邪魔したり、いろいろあって昨年12月ごろから本格的に式場探しがスタート。5/23に挙式と披露宴をしてきました。
式場選びは基本的にインターネットで検索。ゼクシィ.net、楽天ウェディングを参考にした。楽天ウェディングは意外にもその金額をズバリ打ち出してくる感じが予算を考える上で非常に助かった。雑誌のゼクシィはあまり活用できなかったが、のちにドレス選びや指輪選びで少し活躍した。
結婚式と披露宴は、お世話になった方々にご報告と感謝の気持ちを表すというのがゴールなので、そのためにしなくてはいけないことを考えた。
なので、選ぶにあたって
- 式場にコレという売りがあること (我々と親族ともに満足度の高い式ができる会場。思い出に残りそうな特徴がある)
- 親族のみでの執り行いなのできちんと食事が取れること(余興などは特にないので食事の質が高いこと。)
- 車椅子の祖父のケアができる・体調不良の人にも配慮ができる会場であること(ゲストへの過ごしやすさの配慮)
を重視した。
予算などはそもそも検討がつかなかったので、気に入った会場を見てその中で、ウェディングプランから大体の相場観をつかむ形になった。
式場見学・ブライダルフェアに参加したのは3箇所でそれぞれ、
- 結婚式場
- ホテル
- 教会
だった。どの会場も良い点があった。見学してみると他の細やかな部分(主に親族の都合)に対応可能かで最後は詰めていった。
細やかな部分を具体的に言うと
- 親族の来場手段(電車なのか?車なのか?)が対応可能かどうか
- 控え室の大きさ
- 動線、移動の量
1については親族が車で来場の場合、駐車場があるか。運転時間は現実的かどうか。そもそも渋滞の心配はないかなど。横浜の会場も検討したがこれで検討枠から外す。
2については親族が多いので狭いと気疲れしそうで辛いのと、別室にて車椅子の祖父の世話ができる場所がないと親族全員が辛い気持ちになるので絶対に必要だった。
3これも年配の方への配慮。単純に移動量が多いとしんどい。(これは式を終えて思うが新婦自身も移動が多いと結構だるいと思う。)通路もトイレもバリアフリーな設備が必要だった。見学に行った教会は、披露宴をやる場所は別で確保しなければならなかったためここで検討枠から外す。
ついでにいうと、最初は神式を希望していたが、神式だと祖父のケアが難しそうであったため(見学した会場は新婦親族席が奥側、式の様式で父・母の席と親族席が離れていて、祖父のケアが大変になる可能性があった)教会式にした。
上記の3点を全てクリアできたのが見学に行ったホテルだった。
たまたまホテルで対応してくださった方が、ベテランの方だったこともあり、ホテルで式を挙げることを決めた。ベテランの方が対応してくださることほどありがたいことはないと断言できます。
2015/5/26:ちょっと内容を編集しました。
結婚しました
北上様とケッコンカッコカリした一週間後に入籍し、その四日後に式&披露宴&二次会をしました
57577
スーパーの生体売ってるコーナーで日に日に少なくなるクラゲつらい
— 生ビール199円 (@mocalog) 2014, 5月 19
雑記
かぐや姫の物語
かぐや姫の物語を見てきた。凄い良かった。
登場人物のディフォルメされている顔が泣いたり笑ったりでくしゃっとなるところが非常にリアルで赤子がわっと泣き出す直前の顔とか、終盤の翁がぐしゃぐしゃと顔を歪めながらぽろぽろと泣くところとか本当に良かった。ディフォルメがあるんだけど、情報量が多いの凄い。
小人から赤子になるメタモルフォーゼの仕方とかも絶妙だった。
多分本当はああいう動きにはならないんだけど、赤子がコロコロ動いてまわる動きとかもかわいらしくて、マジ子は宝……って思った。
翁が立ったかぐやを必死に呼ぶシーンはちょっと狂気を感じて鳥肌たった。
かぐやが正体を無くしたように走り去るシーンとかも線がめちゃくちゃ良かった。
桜の下でくるくるするシーンとかも、線がきれいだったな。
かぐや姫って教科書とかで読む時には最初からあんまり人間っぽくないと言うか、大きくなるまでのエピソードとか具体的には無いから、感情移入とか意思疎通が完全には出来なそうなやっぱりちょっと月の人っぽいんだけど、この映画みたいにある程度生い立ちを描く事で分かるようになる→エンディングでのつらみが増すって感じが良かったっていうか上手いなあと思った。
あのかぐやを迎えにくるときの音楽がなんかチャカポコチャカポコしてるのも、月の人たちは感情とかそういうのを超越してる存在っぽい(如来っぽい姿形と言うか)から、\お迎えにきたよ〜/っていう、感情がある人々に対しては無慈悲にな感じの仕打ちがつらみを高めててよかった。
あと帝の顔は完全に学園ハンサムで唇がてゅるんてゅるんで目がクリクリだったので吹き出すのを堪えるのが辛かった。その目を見開いた顔で静止するなとか思ってた。
まどかマギカ映画見てきた
ネタバレがあります。
前半はファン映画として良かった。
キャッキャうふふしたり共闘しているシーン、とても良い……
みんなが仲良くしていればしている程きっとこれから絶望のどん底に落とされるんでしょうという不穏さが漂う。
ダンス変身シーンは、魔法少女物の変身シーンに変身(してパワーアップする等)以外の意味を付与するものとしてめちょよかった。かっこいい
ほむらがお腹のところで手をくるくるしていたのはバレエのマイムかなって思ったんだけど該当するマイムの意味が分からなかった……。
後半もアクションにかなり気合いが入っていてウワーかっこいい
全体を通して背景、美術が凄くカッコいい
クール
「円環の理」の円がまどかとかけてあるの見ながら気がついた(遅い)
銃撃戦もめちゃクール。
あの最後の展開は、物語の続きを予感させる終わり方としてあれしかなかったんだろうなと思った。
絵コンテが凄いことになっているとパンフに書いてあったので絵コンテ集が出たら見てみたい。
パンフにシールが貼られていてウワーッ綺麗にはがせなかったらつらい!と思ったけど、そこは綺麗にはがせるタイプのやつでほっとした。
ほむら役の千和さんのクレバーさというか内容に対する真摯さが伝わってくるインタビューよかった。
ほむらとまどかのすれ違いが辛すぎるので次回作があるならそこで解消されると良いですね。
次みるときはストーリーでは無くもっと細かくビジュアルを見たいと思います
箇条書きで以上です。
展示見てきた
恵比寿の写真美術館へ。写美行く時道中でいつも、は〜ブルジョア〜〜〜〜は〜〜〜、みたいな薄暗い気持ちになる。
米田知子「暗なきところで逢えれば」を見る。
歴史の知識が必要になる。何でもそうだけど作品を見る前提に自分の知識が必要な展示は見た後どっと疲れる。面白かったので図録買った。
大概キャプションとか解説とか見る前に一度ぱっと作品見ちゃうんだけど、冒頭のSinceシリーズはぼけっとただ見るとアー綺麗とか思うんだけど実際には歴史上陰惨な感じの事があった場所だったりして、タイトルと作品と交互に見て暗澹たる気持ちになった。再生と希望ってキャプションに書いてあったけど私は絶望感のが強かった。
場にあったキャプションだけであーなるほどと思ったのがKimusaシリーズとパラレル・ライフシリーズ。
Kimusa27のよくわかんないランプが二つ並んでるヤツで怖くなって一人で少し震えてた。
パラレル・ライフは分かりやすかった。スパイ活動してた人の会談とか取引場所が技法でぼやかして撮ってある。最近移動していると自分がどこに居るのかよくわからなくなることがあったり、あと訳あって所謂ネカマみたいな事をする必要があってしてたんだけど、どんどん本当の自分と不可分になっていく感じがあってこりゃやばいぞってふと我にかえって分からなくなったりしている。生きるのに向いてない。
ということがあったりしたのでなんかぐへっときた。自分が居る場所が分からなくなるのは迷子で良いと思うんだけど、自分の精神の場所や形が分からなくなるのは自己喪失ってことでよいのだろうか。スパイや役者は自己喪失しないのかな。心臓に毛が生えてるのかな。(質問ではありません。)
あと会場でゴーーーーっとか鳴ってるのあざといと思うんだけどどうなのか。
売店がカップルで混んでてすぐいやな気持ちになるのやめたい。あと多賀新の絵が好きだ。
お腹減ってたけどファーストフードに入る気にもなれず、かといって高い飯を食べる金もない、しかも外暑い、いやだなとか思っててぼーっと伊勢丹で涼んでたら気が狂って石けん買ってた。そのお金でご飯食べれば良かった。
この人の作品をもっと見たくなったので、そのままシュウゴアーツへ。機械に騙され人形町で降りてしまい隅田川を渡る羽目になり私の足と腰は死んだ。古傷が痛い。
隅田川見ながらふらふら歩いてたらなんかビニールみたいなの浮いてるように見えたものは川のそばのビルの窓に反射して光る水面だったのでちょっとおってなった。
ここで一句。道ばたで涙溢れる。📍水天宮。茫然自失。魂、何色。
同ビル内で色々見れるので上から順当に見てったけど一番上の階にあった作品がサイケデリックな感じで精神が不安定になったので5分で階下に降りた。気持ちが不安定な時に色彩が強烈で人間の形をしたものが配置してある類いのものを長い時間視界に入れておくと「キエーッ」とか叫びたくなるので、意識的に入れないようにしている。赤いものとかも動悸が激しくなるので目に入れたくない。生肉のでかいヤツとか。生きるのに向いてない。
畠山直哉 「BLAST」
コントロールされた爆破ってエクスタシーだなあと思う。解説とかよまなかったからそういう緩い感じで見た。
米田知子 「Rooms」
もうすぐ終わっちゃうしと思ってきたけど、割と展示内容が写美と被っていて、自分が悪いんだけど疲労感も相まって、一瞬「あ!これ、進研ゼミでみたやつだ!」みたいなテンションになってその後すぐ凹んだ。よっぽど好きなら二つとも見れば良いと思う。綺麗だったけど。
どっとつかれたんだけど、まだ時間あるし折角not hikikomori なのでもうちょっとどっか行こうと思ってカキモリに初めて行った。駅から徒歩3分(と公式HPに書いてある)の道のりをなぜか15分かかる。生きるのに向いていない。
色々な筆記具が試せるしと思って、選んだ紙でノート作ってもらっている間に色々試し書きした。マイルドゼブラという色の強すぎない蛍光(?)ペン?マーカーが良くて
欲しかったけどマーカーする程大事な書類特に自分で作らない事に気がついた。あと、セントロペン platoという万年筆が細身でよかった。今使っているペリカーノJr.はボディがコロンとしていて一文字一文字書くぞーって感じで書くから結構疲れるのだけどセントロペンは細身なので無駄な力が入らず私には向いてそうだなと思ったので今度買いたい。青と黄色の表紙の、特殊紙を挟んだ薄いノートを使って絵の実験をしてみようと思う。
今回は以上になります。