小野不由美 丕緒の鳥
この間読み終わった。
久しぶりの十二国記の新刊で、前に読んでいたのが高校生のときだから、もう10年くらい前かと思って驚く。
10年前に読んだ本なんて内容を覚えている訳無いので、その辺は諦めつつ読んだけど、
一つの世界観の中での短編集だから忘れていてつまんねーみたいになる事無く読めた。面白かった。
前から気になってたんだけど、永遠力暴風雪とかいてエターナルフォースブリザードと読む、みたいなのはすんなり出来ても、堂とかいてひろまと読むのはすんなり出来ない。知っているその漢字はそう読まないということと、その漢字が表すところ意味との結びつきはどちらが強いのか。
ルビがカタカナなのは結構重要なのかもしれない。カタカナのルビ=外来語または外国語みたいな意識があるから、先入観無く意味の方を取ろうとできるのかも。